お客様からご依頼される荷物のひとつひとつには、それぞれの大切な思い出が詰まっており、どれ一つとして粗末に扱うことは出来ないと考えています。また、バイト等で一緒に働いてくれる仲間の中に、時々そのような気持ちを持たずに、仕事をする人がいます。
私はそういう人を見つけたときは、必ず作業を止め、相手と話をするようにしています。その内容は、今自分が運んでいる荷物、箱の大切さです。話をしてもわかってもらえない時は、言い争いになったりします。
たかが、引越しの作業で、たくさんある段ボール箱のうちの一つだろうと笑う人もいるかもしれませんが、自分は本気でこの仕事をしています。また、この仕事を誇りに思っていたりもします。
また、そのようにお客様の荷物を、軽く考えていると、思わぬ事故を起こしたりします。運んでいる物を落としたり、運んでいる途中で壁等にぶつけたりなど、頻繁に起こします。きちんと調べたわけではありませんが、感覚的に問題を起こす人は、荷物を軽んじている人が多いです。更には、荷物だけの問題では住済まなくて、自分の体を負傷してしまう人もいます。十分に気をつけてもらいたいと同時に、心を入れ替えて仕事をして欲しいと私は考えます。単なる段ボールを運ぶ仕事ではない、重荷を背負った仕事であると私は思います。
2011年7月3日
段ボールと私 1-2
2011年6月13日
段ボールと私 1-1
私は、引越しの仕事をしています。そのため、段ボールとは、切っても切れない関係があるといえます。仕事の内容としては、引越しをするために荷物を家の外に出さなくてはいけないお宅から、新しく住む家に荷物を運ぶシンプルなものです。
お客様によって扱う箱の数や大きさがそれぞれで違ってきます。その中には、新しい箱があったり、古く年代ものの箱があり、ボロボロの箱など、それぞれに個性があったりします。
一見同じように見える箱や梱包資材ですが、お客様ごとに、特徴があったりして、運ぶスタッフを楽しませてくれます。箱も持ち主に似るんですかね。
更には、本が入った重い箱。おもちゃが中に入っており、運んでいるときに音が鳴る段ボール。そして、重さは軽いが、思い出の品々が詰まった箱など、本当に様々あります。お客様の荷物なので、実際には、その箱の中身を見ることが出来ませんが、お客様から、入っている中身についてのエピソードを教えていただいたこともあります。その時は、本当に感動しました。私は、そんなときに自分の仕事にやりがいを感じてます。作業としては単純で味気ないことですが、運ぶ段ボールの中身はそうではありません。
2011年5月17日
段ボールの歴史(3)
2000年代に、日本における段ボールは、100周年を迎えました。レンゴーの創業者である井上が発明した製品を作り続ける、レンゴーもまだまだ成長を続けており、この業界のすごさを実感することができます。
また、製造するための機械も以前は小型でしたが、今では大型化され大量生産されています。より質の高い製品をより速く、よりたくさん生産することを社会から要求されています。
さらに、用途として特定の要求に応えられる特殊な製品の需要も多く有ります。例えば、水にぬれても大丈夫なもの。これが可能になれば、屋外でも使用することができ、保管場所が限定されず、使用用途が拡大することが考えられます。
さらに、野菜の鮮度を守る梱包資材なども開発されています。これは、冷蔵庫のような状態をつくるという画期的な技術であると思います。
このように、梱包資材に対する要求というのは、日々大きくなっています。そんな世界に自分も興味があって、実際に生産をしている工場に行ったことがあります。もちろん手作業ではなく、機械化され製品が自動的に出来上がる仕組みがそこにはありました。
張り合わせるシーンなども、ほんの一瞬で終わってしまい、産業技術のすごさに圧倒された覚えがあります。
2011年4月19日
段ボールの歴史(2)
前回の記事では、段ボールの歴史について、更にはその起源について述べました。今回の記事では、日本に焦点を当て、日本おける歴史などについてお話しします。
日本ではじめてボール紙というものが作られたのは、明治時代です。現在のトップメーカー、レンゴー株式会社の創業者である井上貞治郎は、1909年に初めて厚紙を張り合わせることに成功。いわゆるそれが、現在と同じものであり、また張り合わせを成功した井上貞治郎が名付け親であったりもします。
段のついたボール紙ということで、ゴロも良くわかりやすいので、井上は現在のように命名したそうです。発明された新しい梱包材はは、世に広まっていくわけですが、需要もそこまで無かったのか、生産量がとてつもなく大きかったわけではありません。
しかし、ここで強い追い風が吹きます。1960年代に日本は東京オリンピックを迎えます。オリンピックが終わった後も経済を急成長させていく日本。梱包資材の需要や生産量も急激にアップし、生産技術も同様に向上していきます。
また、いろいろな種類のものが開発され始めたのもこの時期であるようです。このように、経済と深い関係がある段ボール。経済成長時に、多くの人に必要とされていたことは、言うまでもありません。
2011年4月6日
段ボールの歴史(1)
身近にある段ボールですが、これについての事をいろいろ調べてみると、意外と奥が深いことがわかりました。歴史、現状と将来について、興味深いものがたくさんありました。今回は、そのなかでも今回は歴史に注目してみたいと思います。まず始めは、起源についてです。この便利な代物が初めて世に生まれたのは、19世紀のイギリスです。発明のヒントは、19世紀頃の貴族が着ていた服のえり元だったそうです。その当時というのは、貴族がかぶるシルクハットの内側に、厚紙を折ってはる、という帽子の強度を保つ役割を持っていました。今から150年以上も前から今とほとんど同じような状態で存在していたなんて、驚きました。意外と歴史のある商品なんですね。
さらに、その後イギリスで発明された段ボールは、アメリカにその活躍の場を広げます。目的は「包む」というもの。壊れやすいガラス製品などが、直接外気に触れないように、割れないように包むための梱包材として利用されるようになりました。電球やランプ等を包む役割というのは、今でも残っていますよね。さすがに、シルクハットの強度補強については、他の素材が発明されて、その業界ではすたれてしまいましたが、こうした技術が一般生活に根付く力にも驚かされます。
2011年3月3日
段ボールが粋な筆記用具立てになる
昔話で恐縮ですが、以前は筆記用具といえば筆に墨、
次いで登場したのが鉛筆と色鉛筆やクレヨン、それから万年筆ですね。
このように、様々な筆記道具が身の周りに置かれるようになりますから、
それを置いておく場所が欲しくなります。
では安い値段で売っている品物を買ってくれば済むではないかと言う声も聞こえてきます。
そうです、確かにその通りなのですが、
そのような声にここではできるだけエコを意識してリサイクルのことを考えてみてはいかがですか
と答えたいのです。
つまり、不要になったみかん箱などをを活用してお手製の筆記用具立てを作ることを
提案したいのです。
不要な箱を利用して丸い形や四角い形の筆記用具立てを作ってみませんか?
段ボールを適宜な寸法にカッターで切ってゆっくり丸くしていくと円形になります。
その端と端はホチキスでも止められます。
そして、底にはその円形に合ったように丸く切ったボール紙をはめ込んで
透明なガムテープで底に固定します。
これで円形の筆記用具立てが完成します。
もっときれいにしたければガムテープを使うことです。
この筆記用具立ては1個のみかん箱でいくつも作ることができますから、
それぞれに同種類の筆記用具をいれておけばきっと今までより使いやすくなると思います。
2011年2月18日
インテリアの味方、段ボールの衣裳ケース
以前はワンピースやスーツを買ったり、背広を買うと
段ボールや厚い板紙で作った衣裳ケースに入れてくれた時期がありましたが、
最近ではビニール製の袋に入れたりすることが多いようです。
ある日、妻が衣裳ケースを欲しがりました。
衣裳ケースと言えばプラスチックで出来た引き出し式のものがあるのですが、
これだと一つの引き出しに何着かの衣裳を入れることになるから
それでは嫌だと言うのです。
そこで、DIYのお店に行って収納用の箱やプラスチックの板などを
見ることにしました。
つまり私が手作りで衣裳ケースを作ろうというわけです。
そこで目をつけたのが段ボールシートでした。
このシートは表面の紙に薄くカッターで切れ目を入れると
いとも簡単に折り曲げることが出来ます。
そして紙の貼り合わせは接着剤で十分ですからネジなどは必要ありません。
ただし、衣装ケースを作り、上から被せる箱も必要ですから
切り取る寸法だけは慎重に計らなければなりません。
まず、妻が入れたいと言うワンピースやドレス、スーツの寸法を計って
一番大きなサイズを決めました。
まずは下になる衣裳を入れるケースを作り、
次いで上の蓋になる部分を作りましたが、紙の厚みが5ミリなので、
それを考慮して6ミリ分上の部分を広くしました。
こうなると後は簡単です。接着剤で四隅を貼り付ければ
衣裳ケースが完成です。
そして上と下の箱の高さを低目にすればケースの開け閉めは楽に出来ます。
そしてさらに凝ったのは上と下の箱に薄い柄模様の布を貼ったことです。
出来上がってみるとちゃんとした格調のある衣裳ケースになりましたから
妻は大喜びでした。
2011年1月20日
ボックスストアって?
日本では最近まであまり馴染みがありませんでしたが、
海外、特にアメリカにはボックスストアという業態のスーパーがあります。
ここで言うボックスというのは、段ボールでできたボックス、
つまり段ボール箱のことです。
別に単純に箱を売っている店という意味ではなく、
箱に入れた状態で商品を陳列しているスーパーという意味です。
日本に進出してきた海外のスーパーとしては
「コストコ」や「ウォルマート」が有名ですが、
これらのお店には出荷されてきた状態の箱を一部切り開いて、
そのままの状態で陳列されています。
メーカーもこうした陳列を想定して、
普通の物流用のものより少しオシャレな印刷を施して、
そのまま店内に置いても違和感がないように工夫されています。
かくして段ボールはそのまま店内に陳列され、
店内POPや陳列棚などのコストを削減することに一役買っています。
さらに、こうしたスーパーでは使用済みの段ボールを
うず高く積み上げて自由に持ち帰れるようにしているので、
来店客はそこに購入した商品を入れて帰ります。
これによって、レジ袋の節約にもなるので、今や家庭のインテリアだけでなく、
店内のPOPや什器としても使用できるということですね。
2011年1月5日
すでに市販されている、段ボールインテリア
インテリアを楽しむというと、
使用済み箱などを使って何かを作るというイメージがあります。
これはパルプ資源のリサイクルと有効活用という意味ではとても良いことです。
このブログでもいくつかご紹介していますが、どれも自分でやる作業が多く、
どうしても工作などを得意としている人と、
そうでない人とでは出来栄えに差が出てきてしまいます。
そこで、ここでご紹介したいのは市販されている段ボールインテリアです。
実は、その筋ではかなり前からインテリアや家具などの材料として広く利用されており、
ホームセンターなどでもごく普通に売られています。
あまりそのことに気づかないのは、
段ボールであることが分かりにくいように作られているからです。
私がそのことに気づいたのは、
ホームセンターで購入した組み立て式家具のサイズがどうしても合わず、
少し小さくする為に切った時です。
一見すると段ボールには見えない素材でしたが、
切った時の断面を見ると、お馴染みの波線が表れました。
ここまでオシャレにドレスアップすれば、
普通の家具として使えることが改めて証明されました。
逆に考えると、これだけのドレスアップが出来るのであれば、
自分でこれに負けない家具が作れるということですね。
2010年11月20日
段ボール仕分け
最近、何かと話題に上っている業務仕分けではありませんが、
段ボールは仕分けをするのに便利なアイテムです。
書類のファイルも1枚ずつ入れられるものがあり、とても重宝しますが、
本立てにきちんと立てられないのが難点です。
ギュウギュウに本が立てられているのなら安定しますが、
「ギュウギュウ」も正直お洒落ではありません。
特に、リビングに置くものであれば大きさを揃えた段ボール板で仕切り兼、
本や書類の支えとして使ってみてはどうでしょう。
板状のものをそのまま使うと断面がむき出しになりますので、
クラフトテープか製本用のテープで断面を覆ってしまいましょう。
色はクールでスマート感がある黒や茶色、グレーがお勧めです。
書類やカタログ、パンフレットをしまうなら
クリアファイルを段ボールの面に両面テープで固定し、
雑誌はそのまま立てて、仕切りを間に入れてしまいます。
全てのサイズがバラバラでも仕切りのサイズが同じでですので、
ゴチャゴチャ感はありません。
クラフトテープが締め色となり、シャープな印象を与えてくれます。
沢山立てるというのはくれぐれも避けてください。
取り出しにくいし、見た目にも良くありません。
本立ては高さのあるものにすると安定感があります。