2012年1月18日

段ボールのスゴいところ(4)

今回が、段ボールスゴイところ紹介の最後です。
自分はよく缶ビールの入れ物として使われている様子を見かけるんですが、7つめのスゴいところは・・・(7)広告に対応可能、です。先ほども述べましたが、缶ビールを何本も入れるために使われる梱包材には、それぞれのビールメーカーでデザインされたものが、パッケージの表面にプリントされています。
色も単色ではなく、本当にカラフルで、写真のような印刷の質の高さにも注目です。無地で木の色を連想させるような、茶色のありがちな色も素敵ですが、表面がデザインされたものも魅力的ですよね。
さらに、広告として目に付くのは、化粧品のキャンペーン等で展示されたりするディスプレイ機能を持った製品などです。どうやって作っているんだろうと、頭を悩ますデザインがされていることもあります。表現が自由に出来ることも、この素材が広告に使われる要因になっています。
そして、カラフルに印刷されたパッケージであっても、実はリサイクル可能で、キャンペーン等で一次的にしか使わない製品であっても、ゴミにならず再生できるのは、本当に驚きです。以上、段ボールのスゴさを紹介させていただきました。

2011年12月16日

段ボールのスゴいところ(3)

まだまだ、段ボールの凄さを語り尽くすことが出来ません。紹介は更に続きます。
(5)加工が簡単で、複雑な形状にも変形等が可能。素材の性質上、様々な形に生まれ変わることが出来ます。箱状の立体的なもの、また、薄いプレート状にも変形できます。更に、切ったり、折ったり、曲げたりと、人の手で加工することが本当に簡単です。中身によってサイズや、形状を変えることもできる。また、テレビ等の電家製品を入れる時等の様に、中身の形に、ピッタリハマる様に箱を編みこむことも可能です。板紙に切り込みを何箇所も入れて、編みこまれた、精密機器を守るクッション材は、一種の芸術品であると言えます。
(6)生産にかかる時間が短い。複雑な形状でない限り、希望するサイズ、形にあわせて、短期間でオーダーメイドすることが出来ます。また、こうした素材であれば、一度仕組みが出来上がれば、その工程を機械化することで、大量に生産することが出来ます。これだけ、世の中に普及しているので、段ボールを作る仕組みが機械化が完成し、対応化ようになっているんでしょうね。一枚の製品を作るのに、いろいろな研究や試行錯誤がなされたことによって、今日の便利な生活が送れてるということは、言うまでもありません。

2011年11月15日

段ボールのスゴいところ(2)

前回に引き続き段ボールのすごいところを紹介します。
(3)最終的には、地球になる。原料は木材なので、最終的には、地球に溶け込むことになります。さすがに、素材のまま地面に置いておいただけでは、分解するまでに時間はかかります。
しかし、適切な処理をすれば、地球に溶け込む材質になっているので、いつかは自然に還ります。自然の木から生まれて、自然に還ることができるというのは、本当に素敵です。
(4)中に入れておけば、衝撃を防げる。主な使用用途として、果物の配送用等の容器を挙げることができます。大量なりんごやみかんを、いわゆるみかん箱の中に入れておけば、多少の衝撃が来ても安心です。こうした材質の箱には、衝撃を分散する効果があり、クッションな役割を果たしてくれるので、やわらかい果物だけではなく、パソコンなどの精密機械等の梱包素材としても活用されています。(1)で強度のスゴさについて述べましたが、やはり軽くて強いのは、本当に魅力的であるといえます。
重くて強いものは、たくさんある中で、こうした素材の特性から、ここまで需要が拡大した理由だと思います。アタッシュケース等で果物を運ぶというのも面白いですが、費用等の面を考えても、段ボールは断然有利です。

2011年10月31日

段ボールのスゴいところ(1)

エコにもフル対応している、万能な段ボール。優秀さはエコのジャンルだけではありまん。ここからは、スゴイところを一つ一つ、合計7つ程紹介していきたいと思います。
(1)軽量なのに強度は高い。薄くて軽いのは大きな特徴ですが、意外と強度があります。適当な大きさの箱を四つおき、その上に板紙を置きます。その状態で、1トン近くある乗用車を乗せても、4つの箱で支えることが出来ます。小さな箱で、乗用車を支えられるなんて、驚きですよね。その理由としては、中しんがいい仕事をしてくれているからで、軽くて強い構造を可能にする中心要素であります。
また、次のスゴイところは・・・(2)何度も何度も同じ製品として帰ってこれること。今まででも述べていますが、あらゆる梱包資材の中でもエコの優秀選手。もし、エコオリンピックがあれば、間違いなく日本代表です。なぜなら1度のリサイクルでは終わりません。他の製品では、一度リサイクルをすると、更にリサイクルが出来ない状態になるものもあります。しかし、ボール紙というのははそうではありません。日本では、平均で7~8回ほどリサイクルされているようです。これは、リサイクル回数ランキングでも、上位の成績であるそうです。改めて、スゴさを実感しました。

2011年10月5日

段ボールの仕組み(2)

前回の記事で、段ボールの大雑把な種類について説明しましたが、今回はもっと専門的な内容になります。
今度は、業界内での分類についてです。
製品として、「両面」、「複両面」、「複々両面」の3つに大きく分けられるということを前回述べました。
普段よく見るものでも、厚みが違った様々な製品をご覧になるはずです。
これも規格で、厚みがきちんと規定されているようなんです。
業界内では、ライナーとライナーの隙間の部分を「フルート」と呼んでいます。そのフルートの高さによって、形式分類がされています。
「両面」は、薄いほうからG~Aの6種類です。タイプGは、フルート高さが、0.5mmで、タイプAは、5mmとなっています。
続いて、「複両面」は薄いほうから、BC、BA、AAという3種類になっています。タイプBCは、7mm。一番厚いタイプAAは10mmです。
最後に、「複々両面」です。これは、一番厚いタイプで、現在1種類のみで分類されています。タイプAAAで、フルート高さは、15mmです。これだけ厚ければ、ベッドの下敷きや、タタミのような形で使用できそうな感じがしますよね。
以上、これらは業界的な分類紹介でした。あくまでも業界内で使用されている分類ですが、これを知っておくと自分の欲しいものを手に入れやすくなります。

2011年9月21日

段ボールの仕組み(1)

とっても身近な段ボール。その段ボールの構成というか構造って知ってますか。今回は、段ボールの構造についての記事です。
基本的な製品は、三層構造になっています。「ライナ」と呼ばれる表面を構成する板二枚で、「中しん」と呼ばれる波型ボール紙を挟みます。ライナーと中芯の接着面にのりを付け、プレスし、がっちり接着して、完成です。
その接着材は、トウモロコシから作られている物も有るということもあって、これらの梱包資材がとことんエコに貢献していることがわかります。
また、これらを分類すると、大きく分けて3種類あります。
それは、「両面」、「複両面」、「複々両面」の3種類です。
「両面」とは、一般的に良く見るタイプのものです。片方だけしかライナーを貼らない片面などもあります。
そして、「複両面」は、両面の強度を高めるために、「両面」を二層にしたものです。
ライナーが3枚、中芯が2枚という構成になります。
最後に、「複々両面」ですが、さらに「両面」を3層にしたもので、ライナーが4枚、中芯が3枚という構成になります。同じ製品のように見えても、これだけ種類があるんですね。
これらの構造は、素材をカッターで切ってみて、その断面を見ると分かります。

2011年9月6日

段ボールとエコ(2)

段ボールの古紙利用率というのは、近年高まっており、ある企業では97.8%を古紙の原料から梱包資材を作っているそうです。ということは、ミスコピー等を集めたり、新聞や雑誌を分別している人は、知らず知らずのうちに梱包資材の資源を提供していることになります。ある意味、リサイクル資材作りに参加しているわけです。
何度も有効に活用し、再生できるという点は地球に優しい環境の優等生です。
ところで、仕分けしたり、回収されてもリサイクルできない古紙の条件って知ってますか。これから挙げるものが付いてる古紙などを古紙回収の業者に渡してはいけませんよ。
以下、その条件を紹介していきます。
①クリップやホッチキスなどの金属等。クリップならすぐ取り外せますが、ホッチキスは、ひと手間必要です。回収業者の仕事を増やさないように、捨てるときは外して捨てましょう。
そして、②粘着テープ。はがすと表面がぼろぼろになってしまうので、ついついそのまま捨ててしまいそうですが、それではいけません。
さらに、③宅配便の送り状。これも外しましょう。配送業者によって、違いますが、結構粘着力って、強いですよね。カッター持参で、はがしてあげましょう!!
最後は、④ケーキなどが付着してしまったもの。こういうのが、古紙利用できないんですね。以上の知識を踏まえて、エコ活動に参加しましょう。

2011年8月24日

段ボールとエコ(1)

今世の中は一種のエコブームです。今回はいろいろあるエコの中から、段ボールと関係のあるものに的を絞って、お話していきたいと思います。
エコという言葉も、良く耳にする言葉ですが、環境の分野では「3R 」というのも重要な言葉であったりします。3Rとは、Reuse(リユース)、Reduce(リデュース)、Recycle(リサイクル)のことです。
リユースとは、そのままの形体を維持したまま、洗浄等をしてふたたび使うこと。リデュースは、ゴミを減らすという考え方です。最後に、リサイクルとは、製品を分解等をして、元の状態から作り変えて再利用するという考え方です。
梱包資材というのは、その3Rという考え方にそってエコを実現できる商品であると考えられます。
例えば、空の箱をバラバラにするのではなく、きれいに折りたたむことで、ゴミを減らせる(リデュース)と、また組み立てて使用する(リユース)を実現しているといえます。
また、何度も利用したので古くなり、汚れてしまった箱や、商品の重なりを防ぐための板などを、全て回収するようにしたい。
そして、回収したものを再生紙等にして、使用する様に心がけたい。そうすれば、段ボールはゴミになりにくい商品で、環境にやさしいものである認識を強くすることが出来るはずです。

2011年8月4日

段ボールと私 2-2

いろいろな人に助けてもらって、最近では、仕事にも慣れることができました。スピードも徐々に上がりはじめ、この作業自体が楽しいものになりつつあります。仕事の時間が充実しています。
それに、売り場の人たちや、お客様よりもいち早く書籍を手に取れることも、楽しみの一つとなり、得した感じがあります。今では、一日に数百箱来る段ボールを怖がったりせず、今日はどんな本が来るのだろうと楽しみだったりします。
出版社によって箱の種類も様々で、それを見るのも楽しみのひとつだったりします。大きさが異なっていて、変形タイプの箱があったりします。カラフルなものもあったりと、同じ段ボールといっても、様々種類があるんだなと、感心させられました。
前の記事で、段ボールは嫌いと書きましたが、この仕事を長く続けていった結果、だんだんと好きになってきたかもしれません。箱の表情というのは、一見淡白なものかもしれませんが、長く付き合ってみると、味わいのある、深いやつなんだなと思うようになりました。
そして、力仕事で大変な部分もありますが、こうした荷物たちとかかわれる仕事をすることが出来てよかったなと、今では思っています。またこれからも頑張っていきたいと思います。

2011年7月22日

段ボールと私 2-1

正直言って、私は段ボールに対してトラウマのようなものがあります。
なぜなら、私は、毎日大量の荷物や箱の山にいじめられているからです。わかるように説明すると、私の仕事内容が、出版社から送られてくる本の入った箱を開け、本屋の仕分けをする事だからです。
一日に、10時、13時、17時の3度くらい、お店に本が送られてきます。多いときにはその数が、一回の便で総勢200箱に近い数の荷物が送られてきたりします。
私たちは、それを一つ一つ開けて、数人で、それぞれのジャンルに振り分けていきます。箱に入った本が、一つのジャンルでまとまっていれば楽なのですが、そうでない時は仕分けが本当に面倒なことになります。
まず、どの本がどのジャンルなのかを判断できるようになることが必須です。本の種類もたくさんあり、本のジャンルもたくさんあるため覚えるのが本当に大変です。また、扱う本の冊数も多いので、スピードが重要だったりします。あまりに遅いと、先輩から怒られたりもします。最初は、よく怒られていたので、毎日泣きそうでした。こんな仕事続けられないと、やめたいと思うこともありました。しかし、職場の先輩たちも実はいい人たちで、そんな皆さんに助けられたことも多くありました。

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